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解答編。
いやー、まさか自分の作った設定にここまで振り回されることになるとは。
少なからぬ時間を費やして付き合って頂いた方々、ほんとにお疲れ様でした。
想定外のアイディアがたくさん出てきて大変おもしろかったです。
ありがとうございました!
まぁ、問題に書かれていない条件を無理矢理仮定したら何でもアリになってしまうですよ。
例えば 《容疑者Aは二重人格で尋問中に人格が入れ替わっていた》 とか。
そういう突飛な可能性の一切を問題文中で潰しきるのは無理なので、
穴は探せばいろいろあるはずです。
模範解答を以下に示します。ちょっとばかし長くなりますよー。
続きまして少し長めの問題を1つ。
「嘘」の定義でモメなさそうなものにしました。
問題:
あなたが論理力に定評のある友人の刑事に嘘つき島の話をしたところ、
彼は先日解決した事件の話を聞かせてくれました。
---
とある場所で殺人事件が起こった。
その事件の容疑者Aは嘘つき島の出身であり、
『真実しか喋らない or 嘘しか喋らない』ことが分かっている 。
ちょうど取り調べ室で別の刑事が尋問しているところであった。
暫くして尋問が終わり、その刑事が取り調べ室から出てきたが、
容疑者が正直者なのか嘘つきなのかも、シロかクロかもまだ判断がつかないらしい。
そこで次に彼が取り調べ室に入り、容疑者Aに尋問することになった。
まず彼は次の質問をした。
「あなたは先程、自分が殺したと供述しましたか?」
返答は「はい」だった。
続いて次の質問をした。
「ではあなたは、自分は殺してないと供述しましたか?」
容疑者は はい/いいえ のどちらかで答え、彼は結論を出した。
1.「彼は犯人だ!」
2.「彼は犯人じゃない!」
どちらだろうか?
追加補足:
- 殺した/殺してない という発言については、
- 「今回の事件で」「被害者を」殺したかどうかを意味する。
- 後者は「いかなる時点においても」殺していないことを意味する。
- 被疑者はいかなる質問に対しても黙秘をする権利がある。
思い付きで作ってみたパズルですが、どうだったでしょうか。
前提の整備はもう少し必要ですかね。ちょっと勢いで作りすぎた。
Case A: 「私は平気で人を騙すことができる冷酷な人間です。」
嘘つきである場合:
毎回心を痛めながら嘘ついてます。
個人の感情などについては「証明はできないけど決定はされているもの」として扱います。また本人の自覚はあるけど操作はできません。
正直である場合:
「できる」と「やる」の違いを考えてみよう、という問題。
「やろうと思えばできるけどやらない」が通るかどうか。
これは設定によって変わってくると思う。(本人がルールを自覚しているかどうかとか)
今回は絶対に真実しか言わないという前提にしたので「できない」が正解。
できると確信していたとしてもそれを語ることはない。
というのが想定解だけど、別解釈の余地があるのでこれ失敗作だなぁ。
Case B: 「私は昨日嘘をついてしまいました…。 」
正直者は絶対に嘘をつかないので不適。
嘘つきである場合、昨日は嘘をついていない。
何か喋ったとたんに嘘をついたことになるので、昨日は一言も喋らなかった、が正解。
間違いパターンとして「存在しないものを足がかりにした背理法」という、よくある詭弁を想定しました。
(彼は嘘つきだと仮定する。彼の発言はすべて嘘なので当然昨日も嘘をついた。⇒今の発言と矛盾)
Case C: 「私、実はうそつき女なんです☆」
うそつき男でした。
島の住人は「私は嘘つきだ」とは言えないけど、
「私は嘘つき かつ XXX」とか「私は嘘つき または XXX」とか「もしXXXならば私は嘘つき」など、少しいじったものなら言えるので気をつけないと引っかかるということを言いたかった。でも今回のはちょっとあからさますぎた。
というわけで、全員嘘つきが一応正解。
作ってみて思ったけど正直者は縛りがきつすぎて中々トリッキーに使えないんだよね。
2つほど問題を出してみます。回答はコメントorトラバでどぞ。
前提:
- あなたを除く、島の全ての人間は正直者か嘘つきのどちらか一方である
- あなた自身は島の外部の人間であり、正直者でも嘘つきでもない
- 正直者は真実しか語らない
- 嘘つきは虚偽しか語らない
Case A:
さて、あなたが訪れた島で出会ったある人が言いました。
「私は平気で人を騙すことができる冷酷な人間です。」
彼は正直か? 嘘つきか? それとも決定不能か?
Case B:
また別の人が言いました。
「私は昨日嘘をついてしまいました…。 」
彼は正直か? 嘘つきか? それとも決定不能か?
補足(コメント欄より):
1.島の住人は超人的な知力を持っており、正直者が間違って虚偽を口にすることも、嘘つきがうっかり真実を口にすることもない。
2.住人のタイプは生まれてから死ぬまで変わることはない。
3.言葉の真偽ルールは、あくまで「口で語ること」についてのみ適用される(内心どう思っていてもよい)。また独り言を含む全ての発言について適用される。
4.彼らは真偽が定まらないような言葉(命令文や感嘆文なども含む)は口にしない。
5.文脈に依存する言葉の補足
「騙す」は嘘をつくことと同義とする。
「平気で人を騙すことができるならば、その人間は冷酷である」とする。
自分の場合、ジャンルを決めずに気が向いたときに何か書くというスタンスだとついったーで十分なんだよな。長文ネタはあまり書く気がない。
というわけで現在このブログは深刻なアイデンティティー危機に瀕しているのです。
ここはある日突然閉鎖したり、ある日突然パズルを解きまくるブログになったり、ある日突然エロサイトになったりするかもしれません。